MirO's Life

~海外で若年性乳がん闘病記~  海外在住18年目。 33歳で乳がんを発症しました。 現在治療中です。

放射線治療の講習会と練習

放射線治療が始まる前に講習会がありました。
やはり講習を受けていた人は私よりも年配の方々でした。
講習で言われたことは:
・がん細胞は増えることは出来るがDNAを治すことは出来ない。
・毎回チェックインをして、治療のユニットに行き、着替えて待つ。
・放射線の機械は3ヶ月ごとメインテナンスされる為、メインテナンスの日は治療はない。
・祭日は治療をしない。
・治療時間は15分から30分。
・放射線課の先生には週1で問診ができるが必要がなければしなくてもよい。
・主な副作用は疲労、皮膚の変色や変化。乳がんの場合皮膚の副作用は避けられない。
・放射線治療中はDNAを治そうと体が働くため疲れやすくなる。タンパク質の多い食事を勧めている。
・DNAは治療6~8時間後に修復し始める。
・シャワーやお風呂に入れるが温度に注意する。
・氷やホットパッド(カイロなど)は治療患部には使わない。

講習の次の日に練習がありました。
看護婦さんが”先生が息を止めて治療をする方を選んだよ。胸に呼吸をモニターする箱を置くから。”と言われ灰色の箱がテープで固定されました。
数回息を止めて画像を撮ったあと、看護婦さんが来て”胸があまり上がってないのよね、腹式呼吸じゃなくて肺で息をして”と言いました。
ヨガで腹式呼吸になれている私はちょっと大変です。
そのあと数回試して”OK。十分な高さが出てるから大丈夫”と言われました。
看護婦さんが最後に左胸にペンでXを描いてテープを貼り‟ゴシゴシ洗わないでね。取れるかもしれないから”と言いました。
全部終った時には手が痺れていて、看護婦さんが”実際の治療はもっと短い時間だよ。来週から頑張ってね。”と言いました。