MirO's Life

~海外で若年性乳がん闘病記~  海外在住18年目。 33歳で乳がんを発症しました。 現在治療中です。

抗がん剤 FEC 2回目

抗がん剤2回目。食事を11:45分ごろとり、抗がん剤治療の為の薬を
飲みました。
送迎の方が迎えに来てガンセンターに行きました。

前の日にIVADを入れたばかりだったので、手術した場所がまだ痛かったのすが、
看護婦さんがIVAD用の注射針を刺して無事にIVADが使えました。
IVADは三角で3つの点があり、看護婦さんが3つの点の中心に注射針を打ちます。
肉付きのいい方や大きい体の方はこの点がはっきり出なく、看護婦さんは触って確認するのですが、私の場合は3つの点が触らなくてもはっきりと見える為、Iodineで消毒してから注射針を刺されるのがとても速いです。
”チクっとするから息を吸って”と看護婦さんに言われ息を吸い、”はい。息吐いて”と言われ息を吐いているとチクっと針が刺されました。
血管が出なくなんとも刺されるよりは何倍もいいですが、やっぱり痛いですね。
注射針には細いチューブがついており、そこからまず生理食塩水の入った注射を付けて少し注入してから血が戻ってくるかみます。
もし血が戻ってこなければ血栓ができているか、IVADのどこかがおかしいということになりますが、私の場合、前の日にIVADを入れたばかりだったので血栓の心配はありませんでした。
生理食塩水は冷たく感じました。看護婦が”たまに味が分かる人もいるんだよね。”と言いだし”え?”と思ました。ちなみに私は何の味もしませんでした。

友達が1:45分ごろ来てくれました。
ボランティアの方が回ってきて、コーヒー、オレンジジュース、クッキーをもらいました。

看護婦さんがフルオロウラシル, エピルビシンを打ちながらいろいろ話してくれましたが、1日300人の患者さんに
抗がん剤を投与するらしく看護婦さんが足りないみたいです。
なので看護婦さんが友達に”氷を持ってきてもらってもいい?”と頼んでいました。

シクロフォスファミドの投与の時に看護婦さんがニュラスタの注射の講習をしてくれました。
”注射を90度か45度ぐらいでおなかとか太ももtとかに注射するのよ”といい、野球ボールと注射を持ってきて刺し方を試しました。
友達が”針は見えなくなるまで刺すの?”と聞き、看護婦さんは”そうね。そっちのがいいかも”と言いました。
”注射針は早く入れるの?そっと入れるの?”と聞くと、”ゆっくり入れたほうが痛いんじゃないの?私は自分で自分に注射したことないから実は分からないんだけどね。でも早く終わった方がいいでしょ。”と言われました。
自分で注射なんてしたことがなく”大丈夫なんだろうか・・・。”と思いましたが、世の中には糖尿病治療などで自分で注射を打ってる人がたくさんいるんだよなぁとも思いました。
看護婦さんは”大丈夫。絶対できるから”と言ってくれました。
看護婦さんがニュラスタの説明と注射の打ち方のパンフレットをもらいました。

ニュラスタの副作用は痛みです。白血球を増やそうとして腰、肩、膝などの関節が痛くなるらし、く痛み止めが必要だと言われました。
看護婦さんに”先生に昨日会ったけど薬出してくれなかったよ。”と言い、看護婦さんは”先生に聞いてみるわ。”と言ってくれました。
少しして看護婦さんが処方箋を持って戻ってきました。
”ニュラスタは夜打って、痛み止めを飲んでから寝たほうがいいよ”と言われました。

抗がん剤が投与されている時に送迎の方に間違った迎えの時間を伝えたことに気づき、看護婦さんに電話してもらいました。友達が来ていたので送ってくれるように頼みました。
抗がん剤の投与が終わり、看護婦さんが生理食塩水をIVADに入れて、針を取りました。
針を取ると血が出るので絆創膏を貼ってもらいました。

友達が送ってくれて、薬局に寄って帰りました。
友達と話しながらイチゴ食べて、お茶を飲み、抗がん剤治療の後に飲む薬を飲みました。(薬のことは違う記事で書きたいと思います)。
熱を測り、痛み止めと吐き気止めを飲んでこの日は8時半ごろ寝ました。