MirO's Life

~海外で若年性乳がん闘病記~  海外在住18年目。 33歳で乳がんを発症しました。 現在治療中です。

タモキシフェン(Tamoxifen)を服用し始めて ‐ 最初の2週間、CTスキャン ‐ アレルギー反応

タモキシフェンを服用し始めて3日後、二の腕外側が痒く、湿疹ができ始めました。
最初は”石鹸かなぁ”と思ったのですが、ここ4か月同じ石鹸を使っており、タモキシフェンかもと思いだしたのは湿疹が出始めた次の日でした。
ガンセンターに問い合わせると”他に新しく飲み始めた薬や使い始めた洗剤などはないか”と聞かれ、この時飲み始めた睡眠薬があったのですが、この睡眠薬は前にも服用したことのある薬でした。
看護婦さんは先生にどうすればいいか聞いてから電話をしてくれて”先生が睡眠薬は続けてタモキシフェンを1ヶ月やめてみてって言ってたわ。やめてみて湿疹が良くなればタモキシフェンじゃなくて他の薬を処方しなきゃいけないし。”と言いました。
私は”薬飲むのやめても大丈夫なの?”と聞くと”先生がそうやって言ってるからねぇ。明日先生があなたに電話するって言ってたわ。だからその時にいろいろ話して。”と言われました。


湿疹の他にタモキシフェンを服用し始めてから気づいたことは:
・肌の乾燥、かゆみ
・左目のかすみ
・喉の痛み(風邪の時の喉の痛みに似ている。ずっと痛いわけではない。)

ガンセンターに電話をした日はタモキシフェンを服用しなかったのですが、次の日はかゆみやかすみ目などはなく、湿疹ができた腕もそれ以上悪くはなりませんでした。

翌日先生から電話がありタモキシフェンを服用しなかったら症状が良くなったと言うと
”じゃあ来週の月曜日からまた服用してみて、もし症状が出なければそのまま服用し続けて。また症状が出れば他の薬を考えないといけないから。来週の水曜日にまた連絡するよ。”と言われました。私は”薬飲まなくても大丈夫なの?”と聞くと”今のところ大丈夫だよ。アレルギーかどうか確かめないといけないから”と言いました。

 

それから数日開けてまたタモキシフェンを服用し始めました。
飲み始めた次の日に左目がまたかすみ始めました。
二日たち病院から電話があり、看護婦さんが”調子はどう?タモキシフェンをまた飲み始めて湿疹は出来た?”と聞かれたので”湿疹はないけど目はやっぱりかすむよ”言いました。ちなみに喉の痛みもありましたが、これは季節性アレルギーではないかと言われました。
看護婦さんが先生と話し、先生が電話に出て”CTをやった方がいいかもね。予約を入れておくよ。結果は出たら会って話そう”と言いました。

 

次の週、CTスキャンをやりに行ったのですが、IVADを摘出した後だったのでCT用ヨード造影剤を注入するのにラインが必要でした。
やはり数回刺されてやっとラインがとれ、”IVADがあればよかったなぁ”と思いました。
スキャン室に行きベットに横になって、CT用ヨード造影剤を注入する前と後に画像を撮りました。
CT用ヨード造影剤が注入された後2回くしゃみが出そうになり、お腹のあたりが暖かく感じました。
スキャンが終わった後”CT用ヨード造影剤はくしゃみをおこすの?”と聞くと、”たまにね。他に症状はある?”とか切れた直後に体が痒くなりました。
看護婦さんが来てくれて”前にもCTをやったことがあるの?その時はアレルギー反応は出た?”と聞かれ”3月にやったときは普通だったよ”と言っているうちに蕁麻疹ができ始めました。
”ベナドリルを打とうか。今日は車で来たの?”と聞かれたので”そうだよ。ベナドリル使うと運転できないでしょ?”と聞くと”そうだね。半日はダメだね。ちょっと先生に聞いてくるわ。”と言って待っていると”生理食塩水1000ml投与して様子を見るわ”と言われました。
投与開始30分ぐらいで痒みは治まり、蕁麻疹もなくなってきました。
生理食塩水の投与が終わり、放射線治療をやりに行きました。