MirO's Life

~海外で若年性乳がん闘病記~  海外在住18年目。 33歳で乳がんを発症しました。 現在治療中です。

抗がん剤 FEC 3回目 - アレルギー反応

2016年6月中旬。抗がん剤3回目。
朝起きてから気分が悪く、なんとなく嫌な予感がしていました。
送迎の方が迎えに来てくれて、ガンセンターに1時30分ごろ着きました。

IVADに点滴を接続してエピルビシンの投与が始まり、投与していた看護婦さんが
”顔から胸にかけて肌が赤くなってきた。”と言いだしました。
”アレルギー反応かもしれないから抗アレルギー剤を打つわ。”と言われ、
ベネドリルという薬を打たれました。
”効くまで20分ぐらい待たないといけないから。その後エピルビシンの投与を
続けるわ。”と言われました。
ベネドリルと打たれると眠くなったり、くらくらしたりします。思考停止の状態です。
20分経ち、看護婦さんが残りのエピルビシンを投与しました。

次にフルオロウラシルを投与したのですが、また肌が赤くなり、汗も出てきました。
看護婦さんが”う~ん。おかしいなぁ。ステロイドの投与した方がいいかも。”
言いだし、コルチゾンステロイドを投与して20分待ちました。
待っている間、口がうまく閉じなかったり、歯が寒さで震えるような感じで
かみ合わなくなったりしました。
私はこの時頭痛があり、”頭が痛いの”と看護婦さんに言うと”先生に頭痛薬を
出してもらうわ”と言ってくれました。

看護婦さんが残りのフルオロウラシルを投与して、次にシクロフォスファミドを
投与し始めました。
少し経ち、また肌が赤くなり始め、数人いた看護婦さんも”おかしいねぇ”
言いだしました。
”どうしよう。ザンタックなら効くかなぁ。”と看護婦さんたちが言い出し、
結局ベネドリルをもう1回投与しました。
今まで同じ薬を使っていてアレルギー反応が出たことがなかったのですが、
やっぱり体調が悪かったからなのでしょうか。
次第に看護婦さんたちが”入院病棟でちょっとモニターしてもらった方が
いいんじゃない?”などと言い始め、一人の看護婦さんが”アジア人にアレルギー反応が
出る人多いんだよね。でも全部の薬にアレルギーが出るなんて聞いたことがないよ。
先生に連絡してどうしたらいいか聞いてみるわ。”と言いました。
”先生が次の抗がん剤用に出ているアレルギーの薬を今日から7日間飲んでほしいって
言ってたよ。”と言われました。薬については他の記事に書きます。

抗がん剤の投与が数回中断したので、送迎の方と待ち合わせ時間が
近くなっていました。
看護婦さんに”送迎の方が来てるはずなんだけど。このままじゃ間に合わないね。
連絡してくれる?”と頼みました。
送迎の方が抗がん剤投与のエリアまで来てくれて、”アレルギー反応が出たんだって?
待っててあげるから。もう少しだから頑張って。”と言ってくれました。

フルオロウラシルの投与が終わり、看護婦さんが私を家に帰した方がいいのか
話し合っていて、看護婦長が”多分大丈夫でしょう。何かあったらERに行くか
ガンゼンターに連絡してね。”と言われました。
送迎の方がガンセンターの外で待っていてくれて送ってくれました。

この日の投与量は次の通りです。
エピルビシン -160ml
フルオロウラシル -775ml
シクロフォスファミド -790ml

友達が来てくれて次の抗がん剤から飲む薬を取りに一緒に薬局まで行ってくれました。
アレルギーの薬を飲んで寝ました。