MirO's Life

~海外で若年性乳がん闘病記~  海外在住18年目。 33歳で乳がんを発症しました。 現在治療中です。

抗がん剤 FEC 2回目 - 投与後1日目 ニュラスタ

抗がん剤治療の次の日、朝起きてゼリーと果物を食べ、薬を飲みました。
顔や手がむくんでいました。
抗がん剤治療の時は抗がん剤の他に生理食塩水も結構な量を打たれる為、体の中に入ってくる液体の量は多いです。
それに加えて水分摂取の量を投与後3日間多くし、抗がん剤を早めに体から出すように言われます。
前回私はこの水分摂取の量が少なく、吐き気が1週間ぐらい止まりませんでした。
なので今回からは1日に3リットルを目標に最初の3日間水分摂取を多くしました。
抗がん剤治療後の食欲不振は相変わらずで、無理に食べようとせず、食べたいときに食べたいものを食べるようにしました。

ニュラスタは抗がん剤治療の次の日に打つように言われました。
人によっては2日後・3日後に打つというのもあるみたいです。
ニュラスタは冷蔵庫で保存しないといけないのと使用30分前に冷蔵庫から出しておかないといけません。

夜7時半ごろ、ニュラスタを打つために用意をし始めました。
抗がん剤治療の時にもらった注射のパンフレットを見ると色々な注意事項が書かれていました。
・使用する場所(注射を置くところなど)をきれいにする
・使用する前にニュラスタの使用期限を確かめる
・使用する前に30分ほど冷蔵庫から出しておく。
・72時間以上室温保存はしない。
・注射を振らない。
・使用する前に手を洗う。
・打つ前に注射を打つ場所を決めておく。腕、太もも、腹部など。
・打つ場所をアルコールで消毒する。
・パッケージを開封し、トレイを出す。
・針のカバーを取る。取る時に青いニードルガードを引っ張らないように注意する。
 (針がカバーされ、使用できなくなることがある)。
・泡や気泡のチェックをする。もし泡や気泡がある場合、注射を上に向けプランジャーを下に引き、
 針の中にある薬品を落とす。注射を軽く弾いて気泡を上に上げ、プランジャーを押し気泡だけ注射から出す。
・注射を置いたり、針には触らないようにする。
・注射を片手で持ち、打つ場所を軽くつまむ。
・注射を鉛筆のように持ち、90度または45度の角度で注射をする。
・針が入った後は皮膚をつまんでいた手を放し、最後まで注入する。
・針を抜き、打ったところをガーゼなどで軽く押す。
・注射を下に向けニードルガードを下に引っ張る。
・注射はプラスチックの箱などに入れ薬局や医療機関に持っていき処理してもらう。

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注射なんて自分でしたことのない私には本当にドキドキものでした。
”痛いだろうなぁ 怖いなぁ”と思いながら、おへその横をアルコールで消毒し、いざっと思い深呼吸をしたのですがなかなか踏ん切りがつかず数分・・・。
こんなことを数回やり、やっと”よし。やろう”と注射針をおなかに刺しました。
早く刺そうと思いましたが無理です。{涙}

チクっとして怖くなってしまったのか結局ゆっくり針を刺す羽目になり,針が見えなくなってからプランジャーを押しました。
持ち方が悪かったのかプランジャーをうまく押せず、左手で注射の真ん中を持ち、右手でプランジャーを押しました。
打ち終わり針を抜いてアルコールで消毒しました。
血はこの時は出ませんでした。
”あぁ やっと終わった”と思いながらニードルガードを引っ張って、タッパーに注射を入れました。

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”これを後4回やるのかぁ。慣れるのかなぁ。”と思いながら痛み止めを飲んで寝ました。