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MirO's Life

~海外で若年性乳がん闘病記~  海外在住18年目。 33歳で乳がんを発症しました。 現在治療中です。

抗がん剤 FEC 1回目 - 投与後16日目 - ER・入院

抗がん剤投与後16日目、朝起きて熱っぽいことに気づき熱を測ると37.2度でした。
実はこの日は友達と出かける約束をしていましたが、熱っぽいので行けないと
断りました。
頭痛や体の痛みもあり、痛み止めを朝11時ごろ飲みました。
実はナースラインに電話してから痛み止めは服用しないといけなかったのですが、

38度はなかったので服用してしまいました。
お昼過ぎに熱をまた測ると体温は37.5度。体調もすぐれないためお昼寝をしました。

夜7時頃、体温を測ると37.8度。さすがにヤバいと思い、ナースラインに電話を
しました。
電話で待つこと20分、症状の説明をしERにすぐ行った方がいいのか
聞いたのですがはっきりした答えはもらえませんでした。
痛み止めを11時ごろ飲んだと言ったら”ガンセンターに連絡してから飲んだの?熱があったんじゃないの?”といわれ、その時は37.2度だったと言いましたが”ガンセンターに電話して聞いてから服用した方がよかった”と言われました。
看護婦さんに”38度になったらERに行くのよ!”と言われ電話をきりました。
電話を切ってすぐまた体温を測り、気づけは38度になっていました。
友達にERに行くと連絡し、タクシーを呼んで、ガンセンターに近いERに夜9時に着きました。

案の定待合室には大勢患者さんが待っていて、受付にも人が並んで待っていました。
受付をするためのリストに名前を書いて待つこと15分、ようやく受付の人と話ができ
”ガン患者で熱がある。”と伝えガンセンターでもらった手紙を見せました。
症状を看護師さんがメモし、熱と血圧を測りました。この時の熱は38.3度。
看護師さんは”今部屋を用意するからちょっと待ってて。患者登録してね。”と言われ、患者登録のカウンターに行き
リストバンドを付けてもらいましたが、右手首にきつめに付けられた為後程これで苦戦する羽目に・・・。
待合室で待つこと15分ぐらい、名前が呼ばれ、診察室に通されました。

ERの看護師さんが入ってきて血圧と熱を測り、症状の確認と血液検査の為ラインをの確保に入りました。
友達もこのころERに来てくれました。
採血は2か所からしないといけないと言われ、”2か所????血管でないんだよ。しかも右しか使えないの。”と言いました。
看護師さんが右腕を圧迫の為縛り、血管を探しましたが全然出ず腕が痺れてきたので
”腕が痛い。”といいました。
”ここに1本使えそうな血管があるんだけど、ちょっと深いんだよね。一応試してみる。”と言われ、試しましたが失敗。
看護師さんが縛っていたバンドを取り”う~ん。どうしよう。”と言ったので”手の甲は普通に出るよ。”と言い1か所は手の甲に確保しました。
でも手の甲というのは良く動かすため点滴をするにもあまりいい場所ではありません。
しかもリストバンドが動かせず、手の甲でも指よりの方にラインを取ったためとっても不安定でした。
さて、2か所目。また看護師さんが右腕をバンドで縛り、血管を探しますがいいのが見つからず
”ここにも一応できそうなのがあるんだけど。ちょっとやってみる。”といいトライしましたが血は出てこなくて失敗。このころには目に涙も溜まり始めていました。
実は肘の内側に出る血管があるのですが、肘の内側というのも点滴にはあまり良くない場所なのと、何回も同じ場所を使うとその場所を使えなくなるためでできればやりたくなかったのですが、しょうがなくそこを試すことにしました。数回針を動かし痛みに耐えながら数秒、やっとラインが取れました。この日は合計4回針に刺されました。

やっと2か所ラインが確保され、看護師さんが採血を始めました。
250mlぐらいの瓶の容器2個を持ってきてそこに3分の1ぐらい採血し、後は血液検査で使う細い入れ物に8本ぐらい血を取られました。
友達もそれを見ていて顔色を変えながら”ちょっと多くない?大丈夫なの?”と言いだしました。
私も”大丈夫なのか?”と思いながら見ていましたが必要ならしょうがないと思いました。

採血が終わりERの先生が来て状況確認。”抗がん剤何回目?どの抗がん剤を使っているの?など質問され”来てよかったよ。熱が出て手遅れになる人もいるしね。一応診察するよ。”と言われ帽子を取り診察に入りました。
私は”まだ髪はあるんだけどね。最近ちょっとずつ抜けてきてるの。”と言い、先生は”胸の傷はどう?治りは順調?”といい術部をみて”問題ないね”と言いました。
足や手にむくみがないか見たりしていましたが、私は汗っかきなのと熱で汗をかいていいて”汗かいてるね。熱のせいかもね”といいました。
”看護師に抗生物質の点滴を持ってくるように言うから。ガンセンターにも連絡してどうするか決めるよ。こういう場合抗生物質の錠剤の処方箋をもらって家に帰るか病院に入院するかどっちかなんだけど。今後の様子を見て決めるよ。尿検査もしないといけないからサンプルを取っておいて。”と言われました。

看護師さんが抗生物質の点滴を持ってきて投与開始。投与は30分ぐらいでした。
抗生物質投与後に看護師さんが熱を測ると37.9度。家に帰れるかなぁと思っていました。

時間は午前0時半ごろ、先生が来て”ガンゼンターに連絡したら入院してほしいって言ってるんだ。週末ってこともあるし。入院した方が安心だと思う。ベットの用意はガンセンターで用意してくれるらしいから移動の手続きをするよ。あと肺のレントゲンも取ってほしいらしいからレントゲン室に行って。”と言われました。
”君のチャートを見たけど、乳ガンのタイプの一番ましなものだから心配はいらないよ。次に会うときは違う病気かなんかで会いたいね。”と言って部屋を出ていきました。
結構陽気な先生でした。

看護婦さんが迎えに来て、レントゲンを撮りに行き、部屋に戻ってきて移動用の救急車が来るのを待っていました。
友達がお茶とベーグルを買ってきてくれて、お茶を飲みながら待っていましたがなかなか迎えがきません。
看護師さんも時々様子を見に来てくれて”ガンセンターってここから5分もかからないんだけど空いてる救急車を使うから移動に結構時間がかかるんだよね。”と言っていました。
友達の車で行ったらいけないのかと聞くと”他の移動手段を使うと病院から退院したっていう扱いになるし、点滴のラインも取らないといけなくなるから待っていた方が無難だよ”と言われました。

結局迎えに来たのは朝3時45分。救命士の方が2人迎えに来ました。
”抗がん剤何回目?”とか聞かれ”1回目・・・・。”と答えると”1回目で熱出る人結構多いんだよ。全然具合悪くならない人もいるけどね。”と言っていました。
ストレッチャーに乗り、救急車て移動5分。ガンセンターにつきました。
ガンゼンターで看護婦さんが”1時ごろからあなたか来るのを待ってたのよ。”といい、”私も待ち疲れたよ”と笑いながら言いました。
窓際のベットで、外は明るくなり始めていました。
入院のことは考えていいなかったため何の用意もせずERに行ってしまい、持っていたのは財布だけ。
入院道具は一応まとめてあったため、朝友達に持ってきてもらうように頼みました。
友達は朝4時半ごろ病院を去りました。
服用している薬を持ってきていないと看護婦さんに伝えると”朝、薬剤師の人に来るようにいうから”と言って部屋を出ていきました。