読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

MirO's Life

~海外で若年性乳がん闘病記~  海外在住18年目。 33歳で乳がんを発症しました。 現在治療中です。

抗がん剤 FEC 1回目

抗がん剤治療 FEC

前の記事でも書きましたが、こちらのガンセンターはボランティアの方がほとんどで、がん患者のためにいろいろなプログラムがあります。
それらの中にはボランティアの方がコーヒー、ジュース、クッキーなどを持って館内を回り、患者さんや付き添いの方に配って歩いたり、入院患者さんに必要なものはないかとかと聞いて回ったり、編み物や手芸教室を待合室で開いたりしています。
治療のための送迎プログラムもあり、抗がん剤治療の日に自分で運転するのは無理だと思った私はこのプログラムを使わせてもらっています。

2016年4月下旬、1回目の抗がん剤の日が来ました。
治療時間が9時15分で、その1時間前に薬を食事と一緒に取らないといけないため7時ごろ起床しお風呂に入って、おにぎりを食べてから薬を飲み、ボランティアの方が来るのを待ちました。
8時45分ごろボランティアの方が迎えに来てくれました。
その方に”家族にガンの人がいるの?”と聞くと”二人いるよ。”といいました。
週に何回送迎のボランティアをやっているのか聞くと”2、3回かな”と答えました。
ボランティアの方と12時15分に受付で会うように決めて治療エリアに行きました。

治療エリアについて、受付を済ませると看護婦さんがホットパックをくれました。
”待合室で待っていてください。右腕を温めておいてね”と言われて、待合室でテレビを見ながら待つこと20分、名前が呼ばれました。
看護婦さんが”48番の椅子ね”といい、座っていると他の看護婦さんが来て血圧と体温を測りました。
”抗がん剤初めてでしょ。いろいろ説明することがあるから”と言われ、投与される抗がん剤について聞きました。
3つの抗がん剤のうち2つは注射で看護婦さんが投与し、もう1つは点滴です。
注射の方の抗がん剤は血管に支障をきたすことがあるため、看護婦さんが投与しないといけないそうです。
異変があったら言ってくれと言われました。
かかる時間は2時間半ぐらいだと言われました。
1つの抗がん剤が赤いため(ネット上では赤い悪魔と言われてたりもします・・・。)
尿が投与後すぐに赤くなると言われました。

投与の為、右腕の手首から肘にかけて血管を探しますが案の定全然出ません。{涙}
”血管が出にくいのよ。CTスキャンの時も6回刺されたの”と看護婦さんに言いました。
看護婦さんが”1回トライしてるみるわ。”と言い試しましたがラインは確保されず、

”ポートをやった方がいいかもね。血管が出づらくて毎回こうだとつらいでしょ。私だったら1回目の前にポートの手術していたわ。誰にもポートの事言われなかったの?”と言われました。
ポートとは Implanted Vascular Access Device(IVAD)のことで、パワーポートというものを右胸の皮膚の下に入れて、首にある太い血管とつなげ、そこから抗がん剤を投与できるものです。

f:id:miroslifeblog:20160724041710j:plain


血管が出にくい人、抗がん剤治療を頻繁に行う人には薦められています。
ちなみにこのポート、CTスキャンの時に使う放射線物質の投与時、他の点滴にも使えるということです。
日本では皮下埋め込み式CVポート(CVポート)と言われていることがあります。
”全然言われなかったよ・・・。”と看護婦さんにいい、看護婦さんは”担当の先生にポートの事推薦しておくから。入れちゃえば次の日からも使えるし。”と言われました。
”手術で入れるんでしょ?抗がん剤やった後に入れても大丈夫なの?”と聞くと
”部分麻酔だし、この手術の化膿したとかいう話は聞かないなぁ。”と言っていました。
右腕をまた温めること10分、今度は違う看護婦さんがきて腕の内側を試し、ようやくラインが取れました。

そしていよいよ投与が始まりました。
看護婦さんは2つの抗がん剤(赤いの6つと透明3つ)の注射の入れ物を合計9個持ってきました。
”これがあなたの抗がん剤。名前の確認してね”と言われ、自分の名前がついていることを確認しました。
”なんか・・・・多いね・・・・”と私がいうと、看護婦さんが”見た目は悪いけどそんなんでもないのよ。心配しないで。大丈夫。”と言いました。
赤い抗がん剤が最初に投与され、しばらくすると腕が痺れてきました。
”腕がなんかおかしんだけど。”と看護部さんいいい、見てもらいましたが赤くなることもなく”しばらくじっとしていたからかな。腕を温めれば良くなるかも。”と言われホットパックをくれました。
温めていたら腕の痺れもなくなりました。
赤い抗がん剤は注入する量を調節しながら投与しないといけない為3つの中では一番時間がかかるらしいです。
赤い抗がん剤が終わり、透明なものにうつりました。
看護婦さんがカップに入った氷を持ってきて”この抗がん剤はは早いからね。10分ぐらいで終わるかな。口の中が痛くなる可能性があるから氷を舐めていた方がいいよ。”と言われました。
もらった氷を食べました。言われた通り投与は早かったです。
次に看護婦さんが3つ目の抗がん剤を持ってきました。”これは30分ぐらいで終わるから。鼻が詰まる感じがするかもしてないけどこれは副作用だから。”と言われ
点滴の棒に設置し投与は終わりました。
口が痛くなったり鼻が詰まった感じはありませんでした。

抗がん剤投与量は次の通りです。
エピルビシン -160ml
シクロフォスファミド -800ml
フルオロウラシル -800mlです。

結構の量の液体を体に入れたので3つ目の抗がん剤を投与しているときにトイレに行きました。
尿は言われた通りオレンジでした。
治療を受けているときにボランティアの方が回ってきてジュースとクッキーをもらいました。
治療が終わったのは11時45分ごろ。売店で帽子を買い、送迎の方を待って家に帰りました。