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MirO's Life

~海外で若年性乳がん闘病記~  海外在住18年目。 33歳で乳がんを発症しました。 現在治療中です。

決心

抗がん剤の講習会に行った日、その夜両親と抗がん剤の事について話し合いました。
先生から聞いた確率の事も話し、抗がん剤をやってない65%の人は再発してないんだね。どうなってるんだろうね?という話もしましたが、父の”35%に賭けるよりも15%に賭けたほうがいいんじゃないの?”という言葉が後押しになったと思います。
自分でもやらなきゃいけないのは分かっていたんです。ただ、やりたくないという気持ちでいっぱいだった。わるあがきだったのかもしれません。それだけです。
決心がつき、抗がん剤をやることに決めました。


翌日、産婦人科でルプロン(Lupron)の注射を打ってもらい、ウィッグを
買いに行きました。
髪とウィッグの調整の為美容院に予約を入れました。


このころ私は食品店で買い物をしていた時に、モデルのスカウトをしているという女性に声をかけられ”ヘアモデルをやらないか。”と言われました。
私はにっこりと笑うことしか出来ず、彼女は”名刺忘れちゃったけどFacebookで

検索して”と言いました。
一緒にお店にいた友達が”どうしたの?”と聞いてきたので私は”ヘアモデルやらないかって言われたよ・・・。もうじきなくなっちゃうのに・・・。”といいました。

抗がん剤を開始する2日前、美容院で髪をバリカンで切ってもらいました。
この時私の髪は腰まであり”この髪の毛でウィッグを作れないか”と思い、ネット探したところアメリカに作ってくれるところがあるのを見つけました。
髪の毛を小さいセクションに分けて小さいポニーテールにして根元から髪を切って

送ってください。と書いてあり切り方のビデオもありました。
事前に美容師さんに髪の切り方のビデオを送っておいたので、美容師さんはその通りにやってくれました。
頭の大きさも図ってもらい、ウィッグも前髪をちょっと切ってもらいました。
髪を切るとき泣くかなぁと切る前は思いましたが涙も出ませんでした。
切ってしまえばいろいろすっきりするものです。

抗がん剤開始1日前、腫瘍学者の先生と会いました。
”決まった?”と聞かれ”やるよ。もう髪ないからね。後には戻れない。でも次はないよ。”と言ったら先生は笑って”あなたなら大丈夫。きっとうまくいくわ。”といいました。
"死なないよね?”と先生に言い、友達が抗がん剤を始めた後に亡くなったことを話すとと先生は”抗がん剤は副作用に気を付けないといけないから対処に遅れないようにしないと。何かあったら手遅れにならないようにERに行ったりガンセンターに電話しないとダメよ”と言われました。

抗がん剤をやる前と後に3つ薬を飲むらしいのでその処方箋と、ウィッグの処方箋、そしてマウスウォッシュの処方箋をもらいました。
マウスウォッシュは痛み止めが入ってるもので、抗がん剤投与後は歯茎の細胞が再生しにくくなるため血が出たり、ただれたり、口内炎になったりします。
マウスウォッシュは頼んでから作ってもらうため、2週間しかもたないらしいです。

 

抗がん剤治療は問診の次の日に行うのが通常で、私はDay0の血液検査もこの前の
週の問診の日にやった為、この日は血液検査がありませんでした。
抗がん剤治療のスケジュールをもらいガンセンターを後にしました。