MirO's Life

~海外で若年性乳がん闘病記~  海外在住18年目。 33歳で乳がんを発症しました。 現在治療中です。

抗がん剤の講習会

外科医の先生に会った次の日、抗がん剤の講習会に行きました。
看護婦さんと私以外は60歳以上の方ばかりでした・・・・。
講習では看護婦さんがスライドを使って抗がん剤とは何か、注意点などを

話してくれました。

主な内容は次の通りです。
 ・抗がん剤の使用回数は人によって異なる。
 ・点滴、錠剤の2種類がある。
 ・家で点滴を自分でする場合もある。
 ・投与1日前に血液検査をして体に異常がないか確かめてから治療を開始する。
 ・もし体が万全の状態でない場合治療を1週間遅らせることもある。
 ・ガンセンターでは数か所抗がん剤治療をするエリアがあるので、毎回場所が違う場  合がある。
 ・投与中痛みはないが、もしある場合すぐ看護婦さんに知らせる。
 ・投与から7日から14日は赤血球、白血球、血小板の数が減る為、感染症、風邪、熱  など出しやすくなる。
 ・手洗いを良くする。
 ・熱(38度以上)が出た場合はERに行く。
 ・ERに行く場合はガンゼンターからの手紙を持っていく。
  (担当の先生の名前。どういう抗生物質をどれぐらい使うということが書かれてい   る)
 ・痛みがあり、痛み止めを飲む場合は熱がないことを確かめてから飲む。
 ・熱が38度に近い場合で痛み止めを飲みたい場合、ガンセンターまたは24時間ライン  に電話しどうすればいいか聞く。
 ・抗がん剤は投与3日以内に体から尿、便、吐いたものと一緒に排出される。
 ・水分を一日2リットル以上取る(水、ジュース、ゼリーなど)。
 ・付き添いの人が汚物を処理しないといけない場合は必ず手袋をする。
 ・口内炎、口の中のただれや血が出た場合、重層と水で口を漱いだり、クラブソーダ  で口を漱いだりする。
 ・歯の治療は抗がん剤治療最中はほぼできない。(化膿する可能性があるため)
 ・もし緊急で歯の治療が必要な場合、担当の先生に話で決める。
  (抗生物質を数日飲んでから歯の治療をすることがある。)
 ・タンパク質の摂取を1.5倍多めにする。
 ・運動をなるべくする。
 ・異変があれば、ガンセンターまたは24時間ラインに電話しどうすればいいか聞く。